アニメ専門学校・認可校と無認可校の違い

アニメ専門学校に行くと決めたら色々な学校をリサーチしますよね。そしてそのときによく出てくるのが「認可校」と「無認可校」という言葉。
同じアニメ専門学校なのに「認可校」と「無認可校」ではなにが違うの……?
そんなアニメ専門学校に関する疑問を一気に解決しちゃいましょう!


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認可校と無認可校の違いとは


認可を受けるための条件


国には学校教育法やその他に付随する法律があり、クリアしなければいけない条件が定められています。

  1. 終業する年限は一年以上である
  2. 年間の合計
    授業時間は800時間以上で、深夜コースの場合は450時間以上。
  3. 入学者は高卒・それと同等の学力を有する18歳以上の者
  4. 校舎などが借用のものでない

この四つの条件を満たさなければ「専門学校」と学校名に付けることはできないということなんですね。

無認可校とは

無認可校はその通りの意味で国の出した条件をクリアしていない学校のことを指します。
そのため専門的な技術を学べる学校というくくりになり、はっきりと専門学校と表示できないことになっています。

認可校と無認可校の違いを知ろう

通学定期 認可校 学割適用OK
無認可校 学割適用されない
大学への編入学 認可校 可能
無認可校 不可
大学院への進学 認可校 四年生だった場合のみ可能
無認可校 不可
公的な奨学金 認可校 利用可
無認可校 利用不可
教育ローン 認可校 利用可能
無認可校 利用不可
学歴 認可校 学歴になる
無認可校 学歴にならない

認可校がおすすめの人

認可校の大きな特徴として学歴になるというメリットがあります。つまり学歴として履歴書に書きたい人に向いているということになるでしょう。
履歴書にアニメ専門学校と書く必要のある人は今までアニメ業界で働いたことがなく、これからデビューしようとする人たちです。
未経験だけれどアニメ業界で働きたいと思っている方はアニメ専門学校の認可校に行くことをおすすめします。

無認可校がおすすめの人

無認可校をおすすめする人はすでにアニメ業界で働いた実績があるものの、自分の技術が足りないと感じている人です。
アニメ業界で働いたことがあるのであれば就職する際にも、その点が強みになります。
アニメ専門学校の無認可校は学ぶ時間が短いぶん、カリキュラムを専門的な部分に絞っているところも多くあります。
学歴を必要とせずアニメ業界で働いたことのある人は無認可のアニメ専門学校を視野に入れてもよいかもしれません。

まとめ

アニメ専門学校には認可・無認可の両方があります。どちらが良い・悪いではなく、どちらが自分に合っているかという目線で考えてみましょう。

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