アニメーターの年収

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今や人気職業であるアニメーター
そんなアニメーターの平均年収は年々増え続けています。しかし、その平均年収は未だ他の職業と比べて低いのが現状です。
今回はアニメーターの一般的な年収やアニメーターの平均年収が低い原因について、述べていきたいと思います。

アニメーターの平均年収

日本アニメーター・演出協会(JAniCA)によって、アニメーターの平均年収が割り出されています。2014年の調査によると、アニメーターの平均年収は332万円。その内、150万円〜300万円以下が全体の35%で、350万円〜400万円が10%となっているようです。勿論、これ以外の該当者も沢山存在し、より高い役職である「作画監督」は563.8万円。アニメ全体を取り仕切る「監督」の場合は、648.6万円だそうです。

アニメーターの生涯年収

上記のデータをもとに計算した結果、アニメーターの生涯年収は1億4276万円となりました。これは他の業種の生涯年収と比較して、かなり低い数値となっています。

アニメーターの年収が低い傾向にある理由

アニメーターの年収はどうして低い傾向にあるのか? 主な原因としては、アニメーターの多くが出来高制のフリーランス(個人事業主)だからです。それに加え、受注出来る業務は主に単価の安い仕事(主に動画作成)が中心となっています。それにより、ほとんどのアニメーターは生活に十分な収入を稼げていません。多くの者が他の業種と掛け持ちをしながらアニメーターとして活動しているのが現状となっています。

アニメーターは強い信念が無いと厳しい

データを例にして述べた通り、アニメーターの年収は他の職業と比較してかなり低い傾向にあります。そのため、アニメーターの多くが生活費を補う為にアルバイトを掛け持ちしているか、親からの援助を受けているのが現状です。従って、アニメーターとしての道を進んで行く場合は少なからず、「多少の金額を犠牲にしてでも働きたい」という強い信念が必要になるでしょう。

まとめ

今回はアニメーターの年収について述べましたが、如何だったでしょうか? アニメーターの年収は他の業種と比較して低い現状にありますが、年々少しづつ平均年収が上がってきているのも事実です。もしも今後アニメーターを目指すという方は、アニメ制作に対する情熱を忘れず自分なりの信念を持って精一杯突き進んで頂きたいです。

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