専門学校といえば、将来のために自分のやりたい勉強をするところですよね。
アニメ専門学校も例外ではなく、アニメ制作に関する特殊技能の習得やアニメ業界の勉強など、専門的な学びができるようになっています。
卒業後の進路について考え始めた高校生の方などの中には、「専門学校ってどうなんだろう」と悩んでいる人もいるのではないかと思います。
今回は専門学校への進学を考え始めた方のために、専門学校への進学率についてお話ししようと思います。
専門学校って？
一般的に世間で言われている専門学校とは、専門課程を置く専修学校のことです。一般課程とは異なり、入学資格が高卒または高等専修学校（高専）卒以上と定められています。しかしその分、卒業時には「専門士」や「高度専門士」などの学位をもらうこともできます。また、要件を満たすと大学や大学院への編入資格を得られる可能性もあります。
では果たしてどれくらいの人が専門学校へ進学しているのでしょうか。
専門学校への進学率
高等学校卒業者の状況に関して文部科学省の調査結果を見てみると、専修学校（専門課程）への進学者は全体のおよそ17％となっています。これは高校卒業者のおよそ6人に1人が専門学校へ進んでいることを表しています。
大学への進学者はおよそ53％と半分を占めているため、やはり主流なのは大学進学のようですが、専門学校への進学率はそれに次いで2位となっており、就職者よりも多くなっているようです。
高校卒業後、就職をする前に特殊な技能を身につけ、就職やその後の仕事で「少しでも有利に」と考える人が多いのかもしれませんね。
ちなみに専門学校の分野別の進学率を見ると、医療関係が最も多く全体のおよそ33％、次いで文化・教養関係がおよそ22％となっていました。
学費のかかる私立の専門学校が多い中で、公立の専門学校のおよそ70％が看護専門学校であることも医療関係の数字の高さの理由かもしれません。
まとめ
専門学校では専門的な分野の勉強をするだけではなく、学位をもらうことも可能なようです。
また、専門学校への進学者が就職者よりも多い点は、専門学校へ進学する大きな理由になり得ますね。
ぜひこの記事を参考に、アニメ専門学校への進学を考えてみてください。