アニメ専門学校の奨学金制度について

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学校に通うのに、学費というのは大きな問題の一つですよね。
アニメ専門学校に通いたいと思っている人の中にも、学費の問題で足踏みしている人がいるんじゃないかと思います。
そんな人たちのために、今回はアニメ専門学校の奨学金制度について、その概要や条件などをまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

専門学校の奨学金

専門学校の奨学金には、大きく分けて3種類あります。
それぞれ性質が異なるので、チェックしておきましょう。

日本学生支援機構による奨学金

日本学生支援機構による奨学金には、予約採用と在学採用という2種類の奨学金採用方法があります。
予約採用というのは、高校在学中に高校を通じて申し込むものです。対して在学採用というのは、専門学校に入学してから申し込むものになっています。
予約採用と在学採用では、少しずつ条件が違うため、注意が必要です。

地方自治体による奨学金

各地方自治体が奨学金制度を実施している場合があります。
必要な成績や家庭の経済状況などの条件が自治体によって違うため、公的機関での確認が必要です。

各専門学校による奨学金

各専門学校が独自に奨学金制度を採用している場合もあります。
願書とともに自主制作作品やポートフォリオなどを提出して、その実力が認められた場合などには、授業料が一部免除になるなどといったものです。
各学校ごとに条件や規定などが違うため、学生課等での確認が必要です。

奨学金を利用できる条件

一般的に奨学金の利用条件には、成績や家庭の経済状況が関係してくることが多いです。
奨学金の種類などによって異なってきますが、ここでは最も一般的な日本学生支援機構の奨学金申し込み資格を例に挙げて見ていきます。

申し込み資格

専修(専門課程)に進学を希望していて下記いずれかに当てはまる人

  • 3月末に高等学校または専修学校(高等課程)を卒業予定の人
  • 高等学校または専修学校(高等課程)を卒業後、二年以内の人で大学・短期大学・専修学校に入学したことのない人
  • 高等学校卒業程度認定試験または大学入学資格試験に合格した(大学入学経験者は除く)・科目合格者で日本学生支援機構の定める基準に該当または出願者

これを見ると、まず高校卒業程度の学力が必要だということがわかります。これは、実際に高校卒業していなくても、高等学校卒業程度認定試験(大検)に合格していれば問題ないようです。
また、再受験などには厳しいようです。あくまで、やむをえない場合の救済措置だということでしょう。

奨学金の注意点

奨学金の注意点に関しては、いくつかありますが、一つ入学前に分かっておかなければいけないことがあります。
それは、奨学金は入学前には支給されないということです。
奨学金を利用できるということが決まると安心してしまう人が多いですが、実はほとんどの奨学金は入学以降に支給されます。しかし専門学校に入るにはだいたい入学前の2〜3月に入学金及び前期授業料を納める必要があるのです。
つまり、初期費用に関しては、奨学金に頼ることはできないのです。

まとめ

学費が理由でアニメ専門学校への入学を踏みとどまっている人は、ぜひ奨学金を利用してみましょう。
しかし、利用する場合は確認すべきところをしっかり確認し、計画的に使うことが大切ですね。

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